地域包括支援センターの主な仕事

更新日:2023年08月21日

地域包括支援センターでは次のようなことに取り組んでいます!

総合相談・支援

高齢者やその家族の皆さんが抱える悩みや心配事などに対応します。介護、保健、医療、福祉に関することなどご相談ください。
被介護者に関することだけでなく、介護者(家族)が抱える不安、困りごと、離職防止についても相談に応じています。

介護予防ケアマネジメント

介護が必要となるおそれのある高齢者(基本チェックリスト該当者)及び要支援1・2の方に対して、その方の能力に応じた適切な介護予防サービスを利用できるよう介護予防サービス計画(ケアプラン)を作成し、利用者やご家族を支援します。

権利擁護

高齢者の皆さんが安心して暮らせるよう、さまざまな権利を守ります。高齢者虐待の早期発見や、成年後見制度の紹介などを行います。

地域包括支援センターは、高齢者虐待の通報窓口です。高齢者虐待が疑われる場合は、すぐにご相談ください。

高齢者虐待の類型と具体例
区分 定義
身体的虐待 高齢者の身体に外傷が生じ、または生じるおそれのある暴行を加えること

介護・世話の放棄放任

(ネグレクト)

高齢者を衰弱させるような著しい減食または長時間の放置、養護者以外の同居人による虐待行為の放置など、養護を著しく怠ること
心理的虐待 高齢者に対する著しい暴言または著しく拒絶的な対応、その他の高齢者に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと
性的虐待 高齢者にわいせつな行為をすること、または高齢者をしてわいせつな行為をさせること
経済的虐待 養護者または高齢者の親族が当該高齢者の財産を不当に処分すること、その他当該高齢者から不当に財産上の利益を得ること

成年後見制度とは

認知症・知的障害、精神障害などによって物事を判断する能力が十分ではない方について、本人の権利を守る援助者(成年後見人等)を選ぶことで、本人を法律的に支援する制度です。

成年後見人等は本人の意思を尊重し、心身の状態や生活状況に配慮しながら財産を管理したり、必要な契約を結んだりすることにより、生涯にわたって本人を保護・支援します。

例)認知症の高齢者が、訪問販売で悪質な商品を購入させられてしまった場合

  • 成年後見制度によって支援する人が定められていると、購入したことを取り消して、お金を取り戻すことが可能です。
  • 現金や預貯金などの財産の管理の支援で、紛失や盗難を防ぐことができます。
  • 医療や福祉サービスの利用契約の支援を受けることができます。

包括的・継続的ケアマネジメント支援

高齢者に対して、包括的かつ継続的サービスが提供されるように、地域の多様な社会資源を活用したケアマネジメント体制の構築を支援します。

認知症施策

「認知症地域支援推進員」を配置し、認知症に関する相談や訪問支援、講話等による正しい知識の普及啓発を行っています。

また、認知症サポート医と医療系・介護系専門職からなる「認知症初期集中支援チーム」を設置し、必要な対象者へチームによる訪問、相談支援等を行います。

生活支援体制整備

高齢者等の日常生活を支えるため、ボランティア、NPO等、多様な事業主体による軽度な生活支援サービスの提供体制づくりを推進しています。

在宅医療・介護連携

医療と介護の両方を必要とする状態の方が、住み慣れた地域で安心して生活ができるよう、郡医師会に設置されている「在宅医療・介護連携支援センターたんぽぽ」と協働で、医療・介護等関係者の連携体制の構築・強化に取り組んでいます。

この記事に関するお問い合わせ先

長寿ほけん課 長寿支援係
〒859-3807
長崎県東彼杵郡東彼杵町彼杵宿郷706番地4
直通番号:0957-46-1173
(休日・夜間の緊急連絡は役場当直経由で対応)
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