水道管の凍結対策(寒波に備え、早めの対策を)

更新日:2025年12月02日

一般的に、外気温がマイナス4度以下になると水が凍結して膨張し、水道管が破損したり、ひび割れたりします。その後、気温が上がり溶けだした水が流れると、破損した場所から噴き出すことがあります。

冷え込みが予想されるときは、水道管の凍結対策で破損を防ぐことができます。

凍結対策の方法

1 水を流す

蛇口から少しずつ水が出ている写真

糸を引く程度に蛇口を開け、水道管内の水を動かしてください。

左の写真は水を流す量の例です。

この量の水を流すと、1時間に約30リットルとなり、仮に12時間流すと360リットルになります。

水道料金は1立方メートルあたり (1,000リットルあたり)195円なので、12時間流しても約70円です。ただし、水道料金は自己負担です。

2 露出している水道管(給水管)を保温材で巻く

水道管に保温材を巻いている写真

露出配管等がある場合は、凍結しやすいため、保温カバー等で保護してください。

保温カバーは、ホームセンターなどでも購入できます。左の写真は保温材で巻いている作業途中の状況です。

凍結した場合の対応方法

無理に水を出そうとすると、宅内の水道管を傷つける恐れがあります。

凍結した場合は、凍った部分にタオルや布をかぶせ「ぬるま湯」をゆっくりかける蛇口や水道管をカイロやドライヤー等で温め続けてください。

また、雪が溶けた後は、凍結により水道管が破損している場合もあるため、漏水していないか、水道メーターを確認することをおすすめします。

漏水の確認方法

宅内の蛇口をすべて閉じた状態にします。また、トイレで使っていないのに便器に水が流れていないかも確認します。

次にメーターボックス内にあるメーター器を確認してください。銀色のコマの部分が回っていると、漏水の可能性があります。

メーターボックス内部の写真

メーターボックスの中にメーター器があります。

メーターの文字盤の写真

メーター器文字盤に銀色のコマがあります。

破損した場合の対応方法

水道管が破損したときは、まず、メーターボックス内のバルブ(ハンドル)を閉めて水を止めてください。その後、町指定の給水装置工事店に直接修理を依頼してください。

費用は、お客様の負担となります。

町指定の給水装置工事事業者以外の者が修繕をした場合は、水道料金の減免対象となりません。

給水装置はお客様の大切な資産です

給水装置は、それぞれの家庭へ水を供給するために本管から分けられた水道管や給水用具(蛇口等)のことです。

給水装置は個人の大切な資産です。適正な管理を行いましょう。

宅地内の水道管を示した図

宅地に入っている水道管(水色着色部分)については原則持ち主の方の管理となります。

保温カバー等の対応は、町では行いません。

町外にお住まいの方へ

町外にお住まいの方で、東彼杵町内家屋の水道契約を開栓状態にされている方は、寒波時の漏水発見が遅れがちです。

お手数ではありますが、休止手続きを行い閉栓されるか、寒波到来前にこのページで紹介している凍結対策をとっていただくようお願いします。

休止手続きは町ホームページ内の電子申請もしくは水道課窓口にて受付いたします。

この記事に関するお問い合わせ先

水道課 上水道施設係
〒859-3808
長崎県東彼杵郡東彼杵町蔵本郷1850番地6
直通番号:0957-46-1327
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