【東彼杵町×NEXCO西日本 地域共創プロジェクト】#東そのぎリヤカー商店街ワークショップ

更新日:2025年03月10日

東彼杵町の魅力を体現するそのぎ茶のアレンジドリンクを開発しよう!

令和6年4月19日(木曜日)の大村湾パーキングエリア上りのリニューアルオープンを機に、地元である東彼杵町の皆様にSA・PAに興味を持ってもらう、高速道路をご利用のお客様にも東彼杵町を知ってもらうきっかけとなるべく、東彼杵町と大村湾パーキングエリアの活用の可能性について探るワークショップを実施しました!

東彼杵町とNEXCO西日本、そして、我こそは!と町への熱い愛を抱き、町のために立ち上がった20名の勇士とともに、約5か月間、そのぎ茶のアレンジドリンク開発を行いました。

大村湾パーキングエリアにできた「青い庭」からは大村湾が一望できる

大村湾パーキングエリアにできた「青い庭」からは大村湾が一望できる。

第一回のワークショップの立て看板
ワークショップに参加された皆様

ワークショップに参加された皆様。町民さん以外にも特別町民さん、長崎短期大学の学生さんにご参加いただきました。

第1回「チームビルディングワークショップ」(令和6年7月18日)

参加者の皆様との顔合わせとマインドセットを行いました。

約半数が町外からの参加の方で、町外から見た町の魅力など新しい視点での気づきを共有しました。また、チームで協力しながら合意形成を行うゲームでは、優先順位を決め、チーム全員で乗り越えるためにはどうするかを、真剣に議論しました。個人プレーではなく、チームで助け合って取り組むことの大切さを楽しみながら学ぶことができました。

これからチーム一丸となって、チームの仲を深めながら、メニュー開発に挑みます!

NEXCO西日本から 地域共創担当部長 兼 本社 事業開発部 地域共創戦略担当部長 濱野昌志 様がマインドセット

NEXCO西日本から九州支社地域共創担当部長 兼 本社 事業開発部 地域共創戦略担当部長 濱野昌志 様

自己紹介は和気あいあいと進み笑顔がこぼれました

自己紹介は和気あいあい

そのぎ茶が配られ一段と話しがはずみました

そのぎ茶が配られると一段と話しが弾む

アイデアのふせんでいっぱいに

アイデアの付箋でいっぱいに

第2回「リヤカーの魅⼒・使い⽅」(令和6年8⽉22⽇)

「軒先リヤカー研究所」にてリヤカーをデザインされているKUBO DESIGN STUDIOの久保様より、移動販売の歴史や、軒先から始まったリヤカー事業の成り⽴ちをご説明いただきました。

また、リヤカーの魅⼒として、コンパクトや低コストであることに加え、親近感
が感じられたり、お客様との距離が近いことやアイキャッチ効果があることを実際の活⽤事例を交えながらご講義いただきました。

リヤカーの活⽤⽅法を考えるワークでは、⾷べ物だけなく、植物やアクセサリーの販売、⿂の解体ショーや⼿相占い、ゲーム台や⽴ち飲み台としての活⽤等の意⾒がありました。今まで、リヤカーのイメージがあまり沸いていなかった参加者も、実際に使⽤するリヤカーを⾒て触り、コンパクトでかわいらしいリヤカーのフォルムに盛り上がり、塗装や装飾などのカスタマイズの工夫に色んなアイデアが出ていました。

ワークショップの前にリヤカーの組み立ても

ワークショップの前にみんなでリヤカーを組み立て

軒先リヤカー研究所の久保様からリヤカーの魅力をお聞きしました

軒先リヤカー研究所の久保様

実際のリヤカーを前にアイデアがふくらむ

実際のリヤカーを前にアイデアがふくらむ

穏やかな雰囲気でアイデア出し

穏やかな雰囲気でアイデア出し

第3回「メニュー開発」(令和6年9⽉26⽇)

⿅児島堀⼝製茶の⼭迫さまを講師にお迎えして、ドリンク開発のいろはを学びました。

講義では、お茶の製造に関する取組みと、「大隅茶全」でのドリンク開発の事例紹介をもとに、開発のヒントをお話しいただきました。お茶が売れる⼀商品となるために、場の雰囲気づくりや、淹れる際の所作なども魅せるための工夫のポイントとなりうること、独自の特徴や、シンプルであってもブランドイメージやコンセプトをつくることが重要であることを講義の中でお話いただきました。

後半は、各チームでアレンジドリンクメニューを考えました。各班、事前に持ち寄ったアイデアをベースに、コスト⾯や再現性、保健所のルール等に悩みながらも、様々な⾓度から検討し、約1時間のグループワーク内で、計8案決定しました。ワークの最後には、レシピシートも作成し、完成のイメージを班で共有できました。

今回のワークショップは和室研修室で開催

今回のワークショップは和室研修室で開催

講師の大隅茶全から山迫様

講師は大隅茶全の山迫様

遂にドリンクのアイデア出し

遂にドリンクのアイデア出し

模造紙いっぱいのアイデア

模造紙いっぱいのアイデア

第4回「メニュー開発」(令和6年11⽉7⽇)

前回各班で考案したお茶のアレンジドリンクの試作を⾏いました。

「お茶の味が弱い」や「レモンの酸味が強い」、「年代や性別によって好みが分かれるかも」など色んな観点から、自分たちが考案したメニューを通じて何を一番伝えたいか等話ながら味を調えました。

試作が完成した班から順番に、3名の審査員に、ドリンク試飲と、味の感想と改善のアドバイスをいただきました。牛乳や砂糖でも、使⽤する材料のメーカーによって、異なる⾵味になることや、混ぜる順番の違いやちょっとした時間の誤差で⼀気に味わいが変わってしまうことなど、試作の度に新たな発⾒に⼀喜⼀憂している様⼦も⾒受けられました。中には、グラム単位での味のバランスの調整をする班もあり、前回の講義での学んだ「トライアンドエラー・試作は永遠の微調整」ということを、まさに実感しながらのワークショップでした。

自分たちで作ったレシピを見ながらの試作

自分たちで作ったレシピを見ながらの試作

牛乳を注ぐそばには黒蜜きなこ

牛乳を注ぐそばには黒蜜きなこ

アドバイスはNEXCO西日本濱野様、大隅茶全山迫様、長崎短期大学平田様

アドバイスはNEXCO西日本濱野様、大隅茶全山迫様、長崎短期大学平田様

時間の限り改善策を考える

時間の限り改善策を考える

第5回「ブランディング」(令和6年12⽉5⽇)

デザインや⾔葉を⽤いた「ブランディング」について、東彼杵町内の(⼀社)ひとこともの公社の森⼀峻さまと、内野綾さまを講師にお迎えしました。

2人1組になって木製のパズル「each puzzle」を使い、伝えることの難しさ・聴くことの大切さを体感しました。また、事例紹介によってデザインが持つ⼒や可能性について、あえて受け⼿に意味を想像をさせるデザインにすることで、対話を生み出す⼯夫や、⼼を掴むストーリー性が共感⼒のポイントであることを学びました。

後半は、⾔葉が持つ⼒について、“あなたにとってパーキングエリアとは︖”をテーマに、マインドマップを使ってリヤカー商店街のコンセプトやロゴ作成につながるキーワード(⾔霊)を集めていきました。固定概念を捨て、⾊んな視点から問いをたててみると意外なイメージが膨らみ、各班リヤカー商店街の「⻘写真」を描くことができました。

東彼杵ひとこともの公社の森様

東彼杵ひとこともの公社の森様

each puzzleのために2人班

each puzzleのために2人班を編成

リヤカーやパーキングエリアから想定できるワードを集める

リヤカーやパーキングエリアから想定できるワードを集める

ワードは模造紙に書いて共有しました

ワードは模造紙に書いて共有しました

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産業振興課 商工観光係
〒859-3808
長崎県東彼杵郡東彼杵町蔵本郷1850番地6
直通番号:0957-46-5354
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